バトン

随分前になってしまいましたが……。


聡亮さんから指定ss部分だけ飛んできたので（笑）

お題は「不意打ち」です。
趙馬ですよ！続きからどうぞｖ

岱「ん、これは…奥の書棚だな……」
岱「……これはこちら、これは……一番奥か」
○「……ッ」
岱「？」
超「子龍ッ」
岱『兄上！？』
雲「大丈夫だ、誰もいない」
岱『ここに居ますがッ…か、隠れてしまったけれど……』
超「そういう問題ではッ」
岱『そ、そうです！そうですよ兄上！』
雲「私は気にしない」
岱『なッ！
超「子り…、ぅ…く」
岱『誰の声ーッ』
雲「そのうち、気にならなくなる……」
岱『いやいやいやいやッ』
超「はッ、……知らぬぞ、俺は…」
岱『知って！そこは知っておいて下さい！』
雲「ふふっ、」
超「んぅ…」
岱『な、何と言う事……兄上に知られれば…いや、趙雲殿に知られれば殺されるッ』
雲「もうこんなではないか」
岱『こんな事なら、最初から怒鳴り出ていればよかった……』
超「は…ッ、ぁ」
岱『……趙雲殿ばかりが兄上を欲しているのだと思っていたけれど』
雲「どうする…一度出しておくか？」
岱『兄上も満更ではないのだな……』
超「や、」
岱『あんな兄上』
超「その前にだな」
岱「ッ！」
雲「何時出てくるかと思ったが」
超「お前…そんな趣味があったんだな……」
岱「あるわけ無いじゃないですかっ」
雲「顔が山茶花のようだ」
超「お前…まさか童て」
岱「怒っているんですよっ」
超「泣きそうだぞ」
雲「そういうことは口に出すな、孟起」
岱「うぅ…っ」
超「岱…、慰めてやろうか、身体で」
岱「ッ」
超「？」
岱「あ、兄上の…ッ」
雲「……」
岱「兄上の馬鹿あぁぁあああッ」
超「……………」
雲「……………………」
超「………冗談のつもりだったのに」
雲「今の私達では冗談にならんだろうよ………」
超「む、」


～ラブい趙＆馬と災難な岱～