管理人の萌や日常を徒然なるままに。。。
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更新したいなぁ。
でも時間がないなぁ…。
というわけで、
超ショートSSを日記展開することにしました。
…いつか載せます。
でもごめんなさい。
パラレルです。
携帯でやってるリーマンパラレル…。
苦手な方はご遠慮ください。
wellcomeな方は続きからどうぞv
でも時間がないなぁ…。
というわけで、
超ショートSSを日記展開することにしました。
…いつか載せます。
でもごめんなさい。
パラレルです。
携帯でやってるリーマンパラレル…。
苦手な方はご遠慮ください。
wellcomeな方は続きからどうぞv
「バッファが足りないんだよ」
投げた社封筒からは何枚かの書類とCDが飛び出た。
「でも間に合った」
苦笑しながら笑う趙雲を尻目に、
来客用の黒革(もちろん合皮)のソファにどかりと腰を下ろす。
暫くはキーボードもディスプレイも見たくない。
長い残業の日々だった。
「通常業務で足りる日数を見積もれ……」
「付き合いだとそうもいかない時があるさ」
とんとん、と乾いた音。見れば俺が投げた封筒に中身を入れ直している。
短期の依頼だった。
このグループは何でも屋だ。主だった都市に支店を置き、
ITを始め不動産や病院からたいていやってる。
銀行と政治と夜の仕事はしてないと、劉備が言っていた。
自分は、グループが経営している施設に預けられて育った。
たった一人の家族と共に。
勿論、施設の子供達の中にはもらわれて行く者もいる。
けれど、選ばれる子供達もいた。劉備の志を継ぎ、支える者だ。
趙雲は選ばれた子供だった。
……俺も。
だから、趙雲はこのグループの福岡支部で統括を担っている。
九州の総括でもあるここは、主にITを扱い、自社インフラもまとめている。
グループの頭脳。そのIT部門をまとめているのが俺。
何て言いつつ、面倒な営業は歴戦の勇士に任せ、
たいていは現場仕事…プロマネだ。
だから、趙雲も無理な仕事を振れる。
プロジェクトマネージャーの手腕は買われてる、か。
「明日からどうする?」
「代金で一週間休みだ。保守の体制も作ったしな」
「流石だね」
静かな声色が、こんなにもイラつく。
そうだ、バッファが足りなすぎる。
約束まであと…9時間しかない。
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